低コストで安全な加熱処理、コスパは悪いがおいしく栄養豊富な非加熱処理

非加熱処理と殺菌処理の違い

非加熱処理は安全?殺菌処理方法の違いとは?

★ 加熱処理と非加熱処理

ウォーターサーバーが販売しているお水は「天然水」と呼ばれますが、どういったお水の種類なのでしょう?その言葉から連想すると「山から採れた水をそのままボトルに詰めたナチュラルなもの」という感じがします。たしかに天然水は富士山や他の場所の地下水から採水された水ですが、安全な品質を保って提供されるために、必ず殺菌処理が施されています。これはウォーターサーバーに限ったことではありません。私たちが口にする飲料水はなんらかの殺菌処理が施されています。例えばわたしたちが日常で使用している水道水です。水道水には塩素が含まれていて、その影響で白く濁ったような色になったり、カルキの影響で味に癖がのこったりしています。このようにどんな方法であれ私たちが飲む水というのは安全な管理のもとに届けられています。その中でも一般的な殺菌処理の方法の一つは、「加熱殺菌」です。これは食品衛生法で定められています。容器に充填し密閉した後に殺菌するか、初めに殺菌機等で殺菌したもの又は、ろ過器で除菌したものを充填し密封しなけらばならないと決められています。殺菌や除菌は水の中心部の温度を85度で30分間加熱することによって発育する可能性のある微生物をすべて死滅させるということが規定されています。このように国で定められている安全基準はとても厳しいもので、加熱によってミネラル成分や酵素などが失われていしまうという懸念はありますが、安全面を考えると加熱処理は殺菌に効果的であるということで多くのメーカーが採用している方法です。ですがその反対の「非加熱処理」という表示をよく目にします。じゃぁ、非加熱って衛生的に安全ではないかも?と思えますが、どうして非加熱処理で水を提供することが出来るのでしょう?その答えはいたって簡単、加熱処理の必要なのない天然水をくみ上げているからです。くみ上げた原水の時点でもう国が定める基準値をクリアしいているのです。非加熱処理で水を販売しているウォーターサーバーの採水地でもとくに多いのは富士山です。ここでは地下何百メートルといった深い場所から採水しています。富士山の固い玄武岩が放射能や土壌汚染から水を守り、安全で綺麗な水質を保つことが出来ているのです。

メリットとデメリット

★ 非加熱処理のメリット

結局、加熱処理と非加熱処理はどちらがいいの?どちらにもメリットデメリットがあります。非加熱処理には水のおいしさと栄養分を損なわないというメリットがあります。天然水の特徴といえばその角のないやわらかい味と豊富なミネラルです。非加熱処理ならそれが失われにくいという魅力があります。でもどうして天然水はおいしいのでしょう?お水の味を左右する大きな要因は「溶存酸素」といわれています。溶存酸素とは水の中に溶けている酸素量の事で、美味しい水程酸素量が多く、反対に汚染された水には少ないといわれています。加熱処理をすることで、この溶存酸素や二酸化炭素が減少してしまうために、若干ではあるものの味の低下がみられてしまうというわけです。また、本来含まれているミネラル成分にも加熱処理は影響を与えます。加熱処理では水に含まれているミネラルを100%残すということは難しいようです。おそらく天然水を選んでいる人は、そこに含まれるカルシウムやマグネシウムまたナトリウムやカリウムといった体に良い成分を摂りたいと思っている人がほとんどかと思います。そのような理由なら非加熱処理でミネラルを残した天然水の方があっているかもしれません。そのような成分がすぐに体に影響するということはないかもしれませんが、毎日とっていることで健康維持に役立つかもしれません。非加熱処理はそのように天然水のおいしさと栄養分を余すことなく摂取できる殺菌処理といえます。

★ 非加熱処理のデメリット

非加熱処理といっても殺菌をしていないわけではありません。非加熱処理の方法にはさまざまなものがあります。その一つには脱臭力や酸化力、殺菌力に優れる「オゾン殺菌」がありあます。さらには太陽のエネルギーを利用した「紫外線殺菌」や一般細菌を完全に無菌ろ過することのできる「高性能フィルター殺菌」などがあります。kれらの殺菌方法は有名で聞いたことのあるものもあるかもしれません。しかし、このような殺菌処理は加熱処理よりも加工に手間がかかるため、どうしてもコストが高くなるといわれています。美味しいさやミネラルが失われないという素晴らしい手法ですが、お水の価格にもしっかりと反映されているということもあります。

低コストでより安全なものを飲みたいという方は加熱処理が向いています。コストはかかってもミネラルウォーターとしての役割を果たす、おいしく栄養成分が含まれた水が飲みたいという方には非加熱処理が向いているでしょう。二つを飲み比べてみるのも楽しいかもしれません。どちらも安全性には問題ないので、飲んでみて自分に合った方を選ぶことができます。これからミネラルウォーターを選ぶときには加熱処理か非加熱処理かにも注目してみてください。